王道だね。源氏物語のだいたいのストーリーは知ってるけど、(ちなみに原文は数ページで断念した根性なしだよん)顔の区別は付かないし、登場人物が多いしで、そこらへんがちょっとこんがらがる。
ぐぐったらヒットした辞典サイト様→源氏物語 あさきゆめみし大事典
けっこう詳しく解説してるから、ネタバレOKってな人は漫画や原文読む前に見るのもいいかも。というもの、この漫画かなり原文に忠実らしいから。
さて、感想だけど、全巻通して読んだ後に思ったことは、、、なんか虚しかったなぁ。
源氏の君が恋愛に奔放に生きて、でも晩年は周りに人がいなくなって、最期は出家しちゃう、なんかそのまま栄枯盛衰の儚さをまざまざと魅せつけられた気がする。
まー、その後に源氏の縁の子供が主人公の「宇治十帖」が始まるんだけど、あんなに輝きまくった源氏の物語を魅せつけられたあとに読むには物足りないストーリーだし、モテモテ源氏の君に比べると、まじめ過ぎて、、、というより源氏さんが奔放過ぎたんだろうけど(;^_^A
それからふと思ったこと、匂(におう)の宮って、お香をいつもたいてるから付いた名前らしいけど、これ現代だったら確実にいじめだと思ったのは私だけではないはず。
いつか原文に再チャレンジしたいと思いつつ、もう数年経過中。
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